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ちょっと綴ってみる その1 [雑記&雑感]

去年の6月14日は、浦河の宿で、いつものとおり翌日を楽しみに、眠りについて・・・

朝、あまりに突然の別れに言葉を失った。

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2013年の4月と11月の景色。
時期は違っても、いつも近くにいて、お互いを必要としていた2頭。
会うたびに癒されて、ずっとこの2頭が寄り添う姿を見続けたかった・・・

コーセイさん。去年はニンジンを食べてくれて、ありがとう。
お手入れさせてもらって、お見送りさせてもらえて、心から感謝しています。

今、職場では毎日生と死を目の当たりにしていて
いろんなことを天秤にかけるように考える日々なのですよ。
どんな風に生きていても、あぁ、死は必ずやってくるんだなって。

たまたま今は、高齢の方のそれしか見送っていないけれども
何歳で、どんな風に迎えることになるのかなんて誰のこともわからないし・・・
自分のことだって、自分のことなのに、わからない。

でも、変わらない気持ちは・・・やっぱり私は、見送りたい。
何度お見送りしても慣れることなんてもちろんなくて
毎回、何ともいえない重苦しい気持ちになるのだけれど・・・
これが自分の身近な存在だったら、と思うとおかしくなりそうなんだけれど・・・

今は、自分のこの「見送りたい」という覚悟を、試されているような気がして・・・
自分にとって大切な存在だけではなく、様々な人たちの一番大切な瞬間に
どれだけ丁寧な気持ちで向き合うことが出来るか
おまえにそれだけの覚悟があるのかと、何者かに言われているような気がして・・・

だからこそ、逆に、私は健康で元気かと・・・
受け止められる自分かどうか、確認しながら毎日過ごしている感じです。

でもね。自分だけじゃ絶対、乗り越えられない、とも思ってる。
ミユキさまは、コーセイさんと過ごした記憶、思い出と
今も近くにいて見守ってくれているって確信が、支えになってるんじゃないかと思うの。
人間もそうだと思うんだ。

辛いこと、悲しいこと、苦しいことって
誰かが見守って支えてくれるから、どうにかなるんだって。
そばにいなくても、見守ってくれていると信じられる・・・
そういう大事な存在があることが、自分を強くするんじゃないかって、特に最近、そう思う。

コーセイさんとミユキさまの関係性を思うとき
自分を支えてくれる相手にとって、支えになれている自分でありたいなぁと・・・
そんな風に考えるのです。ニンゲン、日々修行だね・・・
ニンゲンと、ウマとウサギと・・・種は違っても同じ生き物同士、想いは伝わるかな・・・
ヒトとヒトとの間の方が、かえって難しかったりしてね(笑)。

なんだか全然まとまらないけれど。
コーセイさん。これからもミユキさまたちのこと、見守ってくれてるって信じてるよ。
コメント(6) 

コメント 6

くまにゃん

会うは別れのはじめ
とはいえ、
別れは、辛く寂しい
だからこそ
毎日を優しくしようと
思うものの
そうもいかない日もあり
でも
後悔しないように
思いっきり
私の場合は
猫ですが
可愛がっているつもり
なんですが

相方には
あんたは、
動物には優しいけど
人間には厳しい
と、よく言われます(笑)

あ、猫たちには
召し使い扱いです(笑)

近所の乗馬クラブの
馬たちには

にんじんをたまに
持ってくる
馴れ馴れしいオバチャン扱いよ(笑)
by くまにゃん (2015-06-16 12:03) 

やんちゃんぷ

くまにゃんさま

『動物には優しいけど 人間には厳しい』

どこかで聞いたような気がする言葉・・・
あっ!私も言われてますわ(爆)!!
自分で自分を、そう断言もしています・・・(汗)

ウサギどもにとって「美味しいモノをくれる存在」
キャプテンベガにとっては「下僕」
それでいいのです。

言葉でコミュニケーションを取れない分
心を、想いをぶつけるしかないのですから・・・

召し使い(下僕)同士、動物には思い切り優しくいきましょう♪
by やんちゃんぷ (2015-06-16 21:00) 

てるみ

コーセイさんもぅ一年なんだね。
去年北海道行ったときお墓参りして
みゆきさんとご対面して
はるみさんが「歯も大分減っちゃって」って
言ったから、みゆきさんの頬なでながら
「みゆきさんありがとうね元気でいてくれて」
そんな会話して、今年もみんな元気で
命のありがたさ、重さを感じています。

動物に関する悲しい事は、号泣しすぎて(顔見れたもんじゃない)凄い事になり、自分の愛描や愛犬の事考えるだけでもぅ涙目です。
いやいや待てよ私は?!と母が言いそうですが…
これから後悔しないように、どう生きる?どう生きたい?自問自答しながらの人生かなって。
今やれること、今会いたい人、今行きたいとこ
自分の心に聞きながら行動出来る人でいたいな。
永遠の宿題ですけどね。
by てるみ (2015-06-16 22:22) 

やんちゃんぷ

てるみさま

一年ですね・・・一年経ちました。
日高本線の中、飛行機の中、バスの中・・・
ずっと涙が止まらず、翌日の顔は確かにひどかった・・・

人間同士ならば、ある程度の想いをあらかじめ言葉で
伝えておくことが出来るけれど
動物の場合だと気持ちを確かめる術がないから・・・
だから切ないのでしょうね。

後悔しないように生きたくて、結構勝手な自分のくせに
「好きなことだけして生きろ!」なんて題名の本を見ると
「そうばっかり出来っこないだろうよ!」と微妙に腹が立つ私・・・

とにかく、丁寧にひとつずつ課題をクリアするように生きて
これでよかったんだと最期に言えるようにしたいです。

ひとりでこの世に存在しているワケじゃないから
何もかもが思うとおりにいくことはないだろうけれど。
それでも、なんとなく、正直に、ちゃんと生きていれば
いいことはきっとあると、信じています。
by やんちゃんぷ (2015-06-16 23:38) 

N・Takaya

昨日牧場に行って来ました。

コーセイさんが亡くなって1年が経ったのですね。。。
どんなに寂しくても辛くても苦しくても・・・時は必ず過ぎていく。

昨年コーセイさんのお墓参りに行った時は夫と一緒でした。

我が家ももう少しで1年が経とうとしています。
1年て、残された者にとってとても大切な時間。
少しずつ気持ちを整理して、少しずつ前を向いて歩いていき、1年立った時には「大丈夫!」とちゃんと言えるようになる。

1年半位の間に、22年一緒に過ごした猫と、最愛の夫に先立たれ、頭真っ白状態だった私を救ってくれたのはお馬達。

お馬達が居なければ・・・・きっと私は酒に溺れて・・・アル中ハイマ~になっていたと自信を持って言えます!!(笑)

周りの人に支えられ、夫と猫に見守られ・・・私は幸せだとつくづく感じます。
感謝の気持ちを忘れずに(時には行動にして)過ごして生きます^^
by N・Takaya (2015-06-18 09:44) 

やんちゃんぷ

N.Takayaさま

そういえば、昨日は水曜日!
お友達と訪問されたのでしょうか・・・

いつも笑顔がチャーミングなN.Takayaさん。
でも、お心の中には様々な想いが巡っていらっしゃること
能天気な私にも容易に想像がつきます。
だからこそ、ここに記していただいた
「時の過ごし方」の重さが、心に響きます。

あの素敵なダンナさまが、いつも寄り添っていらっしゃると・・・
ニャンコちゃんも一緒に。私、確信しています!
by やんちゃんぷ (2015-06-18 22:55) 

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